CKDで食事療法中の叔父がこちらの、低たんぱく米を使用しています。
タンパク質やカリウムを除いた、いわゆるデンプン米ですから、
お米の香りや味はしないそうですが、慣れれば気にならないそうです。
腎臓食のおかずと一緒に、毎日、美味しく頂いているそうです。
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低たんぱく主食を利用しての食事療法がうまく行って、もう5年、腎臓機能も多少の変動はありますが
大きな目でみると悪くなっていません。
もうそろそろ90歳になりますが、かくしゃくとして元気。
全身状態も悪くないのは、運がいいと思います。
このままうまく行けば、もしかする~と、生涯透析を免れることができるかもしれません(ただ急に悪くなることもあるのでわかりませんが)。
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余談ですが、叔父の腎臓機能が保たれているのは、食事療法が運よくうまく行っていることもあります。
ただ、もう一つ、主治医が、お薬をこまめに調整してくれていることが大きいそうです。
高齢ですから、色々なお薬を飲んでいます。
主治医は、お薬にはとても気を付けてくれています。腎臓に負担をかけるお薬を、負担をかけないタイプのお薬にチェンジ、あるいは、可能であれば減薬をして・・をなさっています。
叔父は、降圧剤が必要ないこと、血糖値・コレステロール・利尿剤のお薬をチェンジしたり減薬したりして
今日に至っています。
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慢性腎臓病には特効薬がないため、食事療法が大きなかなめであることは間違いないそうです。
それに加えて、血圧・血糖値・動脈硬化のコントロール。
使用する他のお薬に気を付けること。
・・・そうやって、多方面から、全身状態を良好に保つようアプローチすることが大切なようです。